明日は、節分。一日早く福来る。

調布市で30年以上続く老舗の結婚相談所、マリエージュです。

２０２１年の「節分」は、なんと２月２日です。

例年は、２月３日で、今年のように２月２日になるのは、なんと１２４年ぶりだそうです。

節分は「季節を分ける」節目のことを指しています。つまり、季節の分かれ目だから、節分。

なんとも単純なネーミングですが、その歴史は、とても古いようです。

暦の上では立春、立夏、立秋、立冬がそれにあたり、それぞれの日の前日を節分と呼び、本来ならば年に４回あるそうです。しかし、節分は年に１回しかありません。なぜでしょうか。

旧暦では春から新年が始まると考えられており、新年の始まりである元旦と春の始まりである立春が両方とも新年ととらえられていたようです。そのため、12月末日と立春前日は年越しの日と認識されていました。

‌節分の習慣と言えば、豆まきが有名ですね。

節分が近くなると、スーパーやコンビニに豆まきの豆と鬼のお面が並びます。

最近は、豆の他にも店頭に並ぶものがありますよね。

恵方巻です。某レシピサイトでも、この話題でいっぱいですね。

ではそのような節分に、なぜ恵方巻きが食べられるようになったのでしょうか。

その起源をたどっていくと、かなり昔に大阪の花街で、商人や芸子さんたちが、恵方に向かって商売繁盛を祈って、海苔巻きを丸かぶりして食べたという言い伝えがあるそうです。福を巻きこんだ巻き寿司を丸かぶりして幸福やご利益をいただくと考えられていたようです。そのため、一気に食べることで幸運を逃さないようにするために切らずに一本丸ごと食べるのがルールになっています。切らないのは、お正月に包丁を使わない理由と同じで、「包丁で切る＝縁が切れる」と考えられているからです。

※縁切りの話題はこちらからもどうぞ

実は知らない【三が日にしてはいけない４つのこと】

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‌恵方巻きの話題で毎年気になるのは、たくさんの恵方巻きが捨てられているもの。

たった１日のためだけに販売される商品は、足りないよりは多めにと見込みで作られてしまい、日持ちしない商品は、廃棄されてしまいます。恵方巻きを食べてみんなが幸せになることはとてもうれしいことですが、このような現状があるとしたら、非常に「もったいない」と感じます。

恵方巻きについて調べてきましたが、季節の節目に幸せを呼び込む行事「節分」

豆まきは、季節の変わり目に入りやすい邪気を追い払う意味も込められています。

コロナ禍で、節分行事が取りやめになることも多いと思いますが、明日は大切な人と豆まきを楽しみながら、一息に恵方巻きにかぶりついてください。

今年もみなさんにとって良い一年となりますように願っております。

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