日々思う「結婚に関するさまざまな事」と
「何気ない日常」を書いています。
2021/05/27
調布で30年以上続く老舗の結婚相談所、マリエージュです。
先日、逃げ恥で結婚した新垣結衣さんと星野源さんの記事を書きました。
そもそも「逃げ恥」とはどういう意味なのでしょうか。「逃げ恥」というのは、「逃げるは恥だが役に立つ」という言葉を略したものだったそうで、実はハンガリーのことわざなのだそうで、「自分の戦う場所を選べ」ということを意味しているらしいです。現状にしがみつくのではなく、「逃げる」ことも選択肢にいれ、自分の得意なことが発揮できる場所に行くことが大事だという教えなのでしょう。
先人の知恵を言葉として語り継いできた「ことわざ」。先人たちの教えには、今を生きる私たちに役立つ知恵やヒントがつまっているはずです。世界には、どのようなことわざがあるのか調べてみたいと思います。
イギリスのことわざ
「学問なき経験は、経験なき学問に勝る」
ついつい頭で考えて行動することを忘れてしまうことが多いですが、行動することの大切さを教えてくれるありがたい言葉です。知識を集めることは大切ですが、例えば料理の作り方をたくさん知っているからと言って、おいしい料理が作れるわけではないですよね。つまり、料理をして、作ってみる。その結果、うまくいったり、失敗したりする経験を経て、おいしい料理が作れるようになる。料理の例で言えば、作り方を知っているから、美味しい料理が作れると言っているようなものでしょうか。私たちは、知識を得ることも大切にしながらも、行動してみることが苦手です。頭でっかちにならないためにも、この言葉を大切にしたいですね。
オーストラリアのことわざ
「電車と女は追うな。すぐまた来る」
意中の女性から良い返事をもらえなかった経験のある人は、多いと思いますが、恋愛をすれば誰もが通る道だと思います。このことわざは、男性に向けてのものだと思えますが、必ずしも男性だけでなく、女性にも様々な価値観の方にも通じる何かがあるような気がしてしまいます。つまり、恋に破れて傷心に浸りたいときにも、この言葉を思いだして、新たな出会いに目を向けていくことが大切であることを伝えたいのだと思います。「そう簡単に気持ちを切り替えられない」。そう思う気持ちはよく分かりますので、様々な思いが心の中に入ってくるときに、「電車と女は追うな。すぐまた来る」ということわざを思い出してみるのも一つの方法かもしれませんね。
アラビアのことわざ
「何かをしたい者は 手段を見つけ 何もしたくない者は 言い訳を見つける」
恋活や婚活をしていると「恋人がほしい」「結婚したい」など様々な思いが心の中にわき起こってくると思いますが、何かうまくいかないことがあると、ついつい「言い訳」を探してしまう自分が誰の心には住み着いているような気がします。よく学生たちが口にする言葉に「勉強ができない」があります。その理由として「塾に行っていないから」「家に勉強できる環境がない」さらには「忙しくて勉強する時間がない」などが挙がることが多いと思いますが、本当にそうなのでしょうか。なんとなく、理由として正しいような気持ちになり、「そうか」と納得してしまいそうになる自分もいますが、よくよく考えると、要は「勉強したくない」だけであるというような場合です。では、このような場合どう考えたらよいのか、「どうやったら勉強時間をつくれるか」「どうやったら少ない勉強時間で成績を上げられるか」の思考に切り替わると、学習の手段を変更せざる終えなくなり、必然的に効率の良い学習方法を考えたり、ゲームをしている時間を削って勉強に充てたり、図書館に行って勉強したりすることによって、その解決を図ろうとする方向に動くはずなのです。つまり、言い訳ばかりしていると、何も物事は前に進まないと言うことをこのことわざは教えてくれているのだと思います。個人的にとても好きなことわざです。
トルコのことわざ
「若さの価値は年を取ったときにわかる」
若いからこそできる挑戦や、若さゆえにあたたかい目で見守ってもらえる失敗もあります。「若いからこそ様々なことに挑戦してみよう」という励ましの教えなのでしょう。社会人経験が増えてくると社会からの期待値もそれに伴って上昇します。その時に、「若い時にやっておけばよかった」と後悔しないようにトルコにはこのような言葉があるのでしょう。今からでも遅くはありません。やりたいことがあるのなら、やらないよりはやった方が良いでしょう。
世界には、含蓄のあることわざがたくさんあることがわかりました。日本にもたくさんのことわざがありますが、先人たちが長年生きてきた結果、後世の人々にどうしても伝えたい思いが言葉として残っているものですから、先人の経験値を取り入れながら、自身の生き方を向上させていくことが大切なのではないかと思います。婚活についてもよく言われますが、一日でも早く始めた方が、多くの方と会う機会が増えますし、お会いできる方の幅も広がります。「婚活は若いうちから」などと言うつもりは毛頭ありませんが、10年前だったらと「言い訳する自分」になってしまう前に「若さの価値」に気付いて、一歩踏み出してみることもできるのかもしれませんね。少し脱線してしまいましたが、大きな壁にぶつかった時は、ことわざを調べて、先人に教えを仰いでみてください。きっと、あなたに力を貸してくれるはずです。
専属カウンセラーがご成婚までサポートする結婚相談所 マリエージュでした。
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