日々思う「結婚に関するさまざまな事」と
「何気ない日常」を書いています。
2021/06/20
調布で30年以上続く老舗の結婚相談所、マリエージュです。
明日6月21日は、夏至です。夏至は、1年のうちで昼の長さが一番長い日です。日本では、お祝いの日という認識はないですが、海外ではどうも違うようです。海外の夏至事情を調べてみたいと思います。
「夏至=特別な日」という考え方
夏の始まりを象徴する夏至は、古代から特別に祝われてきた歴史があります。特に北ヨーロッパの国々では、夏至の日は特別なパワーのある日としてお祝いするところが多く、特に「恋の魔法の日」と考えるところも多いようです。
【 北方のギリシャ 】
夏至のおよそ3日後にある「聖ヨハネの日」に、未婚女性が自分の持ち物を容器に入れて無花果(いちじく)の木の下に置くと、夏至の魔法がかかり、将来の伴侶の夢を見るという話が代々伝えられています。翌日には村の女性が集まり、見た夢の話に花を咲かせるそうです。その後は男性も交えて、交互に焚き火の上を飛び越し、3回連続で飛び越すと願いが叶うといわれているらしいです。
【 ポーランド 】
「イワン・クパーラの日」と言われ、未婚の男女が恋に落ちる日とされているそうです。ポーランドでも、各地で夏至祭が行われ、夏至の夜には、恋に落ちるといわれており、昔は川を挟んで未婚の男女が立ち、女性が川に流した花輪を男性がとるという行事があったそうです。素敵な男性に拾われれば、将来良い出逢いがあることを、途中で花輪が沈んでしまうと婚期が遠のくという言い伝えがあるそうです。この言い伝えをモチーフにワルシャワでは街を流れるヴイスワ川に巨大な花冠を浮かべ、コンサートなどで祭りを盛り上げることもあるそうです。
【 イギリスの一部の地域 】
ストーンヘンジがパワースポットとして人気があり、毎年、夏至には2万人ほどの人が集まるそうです。男の神様と女の神様の出会いを祝うお祭りがあるそうです。
【 フィンランド 】
夏至祭は「ユハンヌス」という祝日で、お祭りもあるし、家族や恋人と旅行をする人も多いそうです。一部の地域では、花を集める慣習が今も続いているそうで、「女の子が7種類の異なる花を集めて枕の下に置くと夜の夢で未来のダンナ様に逢える」という言い伝えが信じられています。
【 スウェーデン 】
夏至の夜に、れんげ草、デイジーなどの7つの野草を、枕の下に入れて眠ると、将来のダンナ様に夢で逢えるという言い伝えが信じられています。
【 リトアニア 】
朝、早起きして朝露で顔を洗い、もう一度寝ると将来のダンナ様に夢で逢えるという言い伝えが信じられています。
梅雨の時期の日本では、夏至を祝うという発想はないですが、ヨーロッパでは、夏至はお祭りという認識が一般的で「男女を引き合わせるパワーがある日」と思われているようです。日本でいえば、バレンタインデーやクリスマスイブのようなものでしょうか。夏至にお祝いをする感覚は分かりにくいですが、ヨーロッパ旅行を企画しているカップルの方々は、この夏至の時期に各地の祭りに参加してみるのも良いのかもしれませんね。
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