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鏡開きは、いつ? もし、遅れてしまったら?

2021/01/12

調布で30年以上続く老舗の結婚相談所 マリエージュです。

鏡開きとは、お正月に歳神様にお供えをしていた鏡餅を下げ、食べることを言います。

みなさん、下げるだけではだめなことご存じでしたか。
食べてはじめて鏡開きとなるんです。
では、供えていたおもちを食べることにはどのような意味があるのでしょうか。
鏡開きは一般的に“松の内〟の後に行います。
松の内とは、門松(かどまつ)を飾っておく期間の事を指し、その間は歳神様が家にいると考えられています。
昔は元日から1月15日が松の内とされていたので、鏡開きは1月20日に行われるのが普通でした。
しかし、徳川三代将軍の徳川家光が4月20日に亡くなったのをきっかけとして、20日という日を避けるようになり、
鏡開きの日も1月20日から1月11日に変更された経緯があります。

では、なぜ今でも1月20日に行う地域があるのかというと

鏡開きが20日から11日に変更になったのは、徳川家光がなくなったからでしたよね。
つまり、徳川家の力が強く影響しない関西地方では、1月20日を鏡開きとするところがあるのです。
ですから、関東圏から引っ越しをした際には、近所の方に聞くなりして、
その地域の鏡開きの日を確認することが必要になりそうです。
ちなみに関東では、鏡開きが1月11日に変更されたため、
本来15日まである松の内も1月7日までと期間が短縮されたそうです。

ところで、なぜ鏡餅を食べる必要があるのでしょうか。

日本では、古来から神様にお供えした物を食べるのは、
神様とのつながりを強めると信じられていたからです。
そして、なにより健康は誰にとっても大切なもの、
無病息災を願う意味も込められているのです。
神様の力をもらって健康で1年を過ごす願いがあったのですね。
また、鏡餅には「歯固め」という意味もあり、
丈夫な歯の持ち主は何でも食べられ長生きできるので、
新年の健康と長寿を願い、固くなった鏡餅を食べたとも言われています。
現代では、11日は仕事始めの日ともされていて、この日に鏡餅を下げて「正月に区切り」をつけることで新たな仕事を開始しようとする意味でも行われています。

マリエージュの鏡開きは昨日でしたが、ご家庭の事情や会社の業務に合わせて新しい年が始まる「仕事始め」にふさわしいと思う日であれば、鏡開きはいつ行っても大丈夫だと思います。

関西に住んでいる人で、鏡開きを早い時期に行う方にその理由を聞いたところ
「早く食べなぁ、モチが固くなるやん」だそうです。
なんとも合理的な発想。何事も柔軟に行うことも時には大切なのかもしれません。
また、どうしても気になる方は、1月15日の小正月が良いのかもしれません。
小正月をもって「お正月が終わる」という区切りの日でもあるので、ぴったりの一日とも言えます。
鏡開きをうっかり忘れてしまった方、どの日にするかは、みなさん次第。
安心して、神様とのつながりを大切にする鏡開きを行い、神様からたくさんの力を頂いてください。
2021年も素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

ちなみに、我が家ではしばらくお餅料理が続きそうです。

専属カウンセラーがご成婚までサポートする結婚相談所 マリエージュでした。
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