東京都調布市にある
結婚相談所マリエージュです

ご相談・お申し込み受付中 平日・土日祝(9時~ 21時) 080-1130-7299 or 042-483-0365

マリエージュの婚活応援ブログ

日々思う「結婚に関するさまざまな事」と
「何気ない日常」を書いています。

選択的夫婦別姓の議論の本質とは

2021/04/04

調布で30年以上続く老舗の結婚相談所、マリエージュです。

 

4月2日の朝日新聞の記事に「選択的夫婦別姓を」という記事がありました。その記事では改姓しなくても(結婚後に姓を変えなくても)結婚できる選択的夫婦別姓の実現に向けて企業経営者の方々が首相に署名の提出を目指しているという記事でした。現在では、法律に男性か女性かの姓を選ばなくてはいけないという条文があり、別姓を選択する場合は、事実婚に限定されてしまうという課題があるようです。このような社会ですから、起こされている裁判は基本「名字を同姓か別姓で選べる自由がほしい」という申し立てだということがわかりました。つまり、結婚後も「名字を夫婦で同じにしても良い、自分の名字のままでも良い」という夫婦で同姓にするか、それぞれの姓のまま結婚後も生活していくかを選べる制度のことだったのです。巷では、「夫婦別姓についてどう思いますか」というアンケートなどがあり、賛成○○%、反対○○%などと賛成派、反対派という構図で対決しているような印象を受けていましたが、選択的夫婦別姓制度については、最初に書いたとおり「選択の自由であり、まさに多様性の尊重」にほかならないことがわかりました。かなりシンプルな考え方でした。

 

多様性を尊重するかしないか

日本では、個性的であることがときに周囲からの注目を集め、「出る杭は打たれる」ということわざのように、悪いイメージを伴うことがあります。学校教育の現場でも「中学生らしく」とか校則を守ることに意味があるという考えのもと、時代に合わない校則を今でも学校のルールとして適用している学校もあったりします。例としてふさわしいかはわかりませんが、「同じことをする」ことが良いことであるという思い込みのような文化が日本にはあるような気がしています。

そういう視点から考えると、「家族は同じ姓であるべきだ」という価値観は、古いのかもしれません。今回の選択的夫婦別姓制度は、様々な考え方を尊重して、夫婦で同姓を選択することもできるし、夫婦で別姓を選択することもできるという考え方です。様々な考え方の人が暮らす現在の日本では、みんなの思い・願いが達成されるためには「多様性を認めていく」という考えは必要なことなのではないかと思いました。メディアが行っている夫婦別姓に賛成か反対かのようなアンケートだけを見ると、「どちらか選ぶとしたら?」ときかれているような印象がありましたが、今回調べてみることで、選択的夫婦別姓制度について理解を深めることができ、とても良かったと思います。いくつになっても勉強。これからも学び続ける姿勢を持っていたいと思います

 

専属カウンセラーがご成婚までサポートする結婚相談所 マリエージュでした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆  
  結婚相談所マリエージュ
  〒182-0021 東京都調布市調布ヶ丘2-25-2
  電話 042-483-0365
  携帯 080-1130-7299
  メール marrie@jcom.home.ne.jp
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆