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マリエージュの婚活応援ブログ

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私たちを取り巻く、「ストレス」とどう向き合うか Part2 ~折れない心の作り方~

2021/03/01

調布市で30年以上続く老舗の結婚相談所、マリエージュです。

 

前回、私たちを取り巻くストレス社会のことについて書きました。

私たちを取り巻く、「ストレス」。どう向き合うか Part1  ~私たちを取り巻くストレス社会~

今日は、「折れない心の作り方」というテーマで考えてみたいと思います。

みなさんは、「レジリエンス」という言葉をご存知ですか。また、2020年に打ち上げられた米国の民間宇宙船「クルードラゴン」の機体にコロナの終息を願って「レジリエンス」と名づけられたことでも話題となりましたね。

某大学の心理学者(米国)が書いた「ストレスを力に変える教科書」という本を覚えている方もいらっしゃるでしょうか。ストレスという言葉の概念をひっくり返す考え方を世に広めた方でしたね。この頃からでしょうか、テレビや雑誌、関連書籍などで「レジリエンス」という言葉が出てくるようになったと記憶しています。

この「レジリエンス」という言葉は、もともとは物理学の言葉で「ストレスを跳ね返す力」という意味で用いられていた用語だそうで、「回復力」「復元力」などとも言われています。

私たちは、生活の中で感じる様々なストレスに対処しながら生きていますが、高い「レジリエンス」を持つ人は、その状態から回復する能力に長けているということです。よく勘違いされるのが、「馬耳東風」=「高いレジリエンス」という印象をお持ちの方も多いと思いますが、「何を言われても平気だ」「何も気にしない」というわけではなく、様々なストレスに対して、適切な対処ができる人、かつそのストレスを自己の成長につなげることができる人という意味で使われます。

レジリエンスが高い人は、

「ピンチをチャンスに変えることができる」

「ピンチを上手に乗り越えられる」など、その状況を好転させることができる場合が多いです。

 

では、レジリエンスが低い場合はどうなってしまうのでしょうか。

ストレスの対処が苦手な人の特徴としては、「最初から無理と決めつける」「自分の力を過小評価する」「ささいなことに一喜一憂する」「自分の殻に閉じこもる」などがありますが、このような状態を続けていると、周囲の人も疲れてしまったり、ネガティブな印象を持たれてしまうことで、周りからのサポートが得られず、ますます孤立してしまうことがあります。

では、どうしたら良いのか。

自分の中でどのくらい大切なのかを考えて、悩むべき課題かどうかを客観的に判断できる力を養うことが大切だと思います。例えば、「会社の面接試験」。結果が出るまでにあれやこれやと思い悩んでしまう人がいるとしましょう。この人は悩み続ける必要はあるでしょうか。第三者としてこの記事を読まれている方にはお分かりだと思いますが、結果が出て考えれば良い話なので、他の会社に応募するためのエントリーシートを書いたり、自分が働きたい会社について情報を集めたりする方がよほど建設的だと感じるでしょう。

そうなんです。この自分ではない自分視点がとても大切なのです。そして、仮にどのような結果が出たとしても「自分を採用しなかった会社を後悔させてやる」くらいの自信が持てたら、なお良いと思います。

 

過去の体験のプラス面を見る習慣をつける

辛い経験をした時に何かプラスに見られる部分はないか考えるようにする。そうすると、辛い経験から得たものが次の何かに行かせるかもしれないですよね。つまり、先ほどの例で話すと、「会社の面接試験」で得られた経験、「面接の緊張感」「面接で突っ込まれた点」などを次の面接試験に生かすことができるという視点です。確実に次の試験が有利になることは間違いないですが、「結果」だけで見てしまうとその経験値も生かしきれなくなってしまうことになります。少し考えてみていただきたいのですが、結果しか見ないAさんと、結果から学び、次に生かしているBさん、結果は同じだったとしてもこの積み重ねを日々しているわけですから、自ずとBさんに良い流れがくることは間違いないでしょう。

 

婚活で心の力を高めていくには何が大事か

「結婚をあきらめたくないけど‥」「周りが結婚ラッシュで焦る‥」「お見合いをしてもお断りばかり‥」「なぜ婚活がうまくいかないのか」など、悩みは人それぞれだと思いますが、真剣に考える必要があることなのか客観的に見つめる必要があります。例えば、「お見合いをしてもお断りされてばかり‥」という悩みであれば、「年収や学歴、容姿」などを優先しすぎているあまり、価値観や相性が合わない人ばかりを選んでしまっていることも考えられるでしょうし、お相手が共働き希望の方なのに「専業主婦」になりたい雰囲気を出してお見合いをしてしまっていることもあるかもしれません。純粋にご縁がないという可能性もありますし、「お断りが多い=自分がダメ」とすぐに結び付けてしまわずに、なぜなのかを考えてほしいと思います。

 

前向きさを勘違いしない人になるために

ただ、一つお断りしておきたいのは、「レジリエンスが高い=前向き」とは違うと言うことです。

清潔感のないボサボサの髪、汚れている服装、会話の内容、食事のマナーが悪い、お会計のときの振る舞いなどで互いが互いを見ています。その所作や佇まいが、お見合いのプロフィールや写真とあまりにも違っていたら、確実にお断りになるでしょう。「ボサボサの髪」を例に挙げれば、「自分らしくいれば清潔感がなくても大丈夫」と考えることは、決して前向きではなく、勘違いだと私は感じます。レジリエンスを高めるためには、前向きに経験を受け止めていく思考は大切にして欲しいですが、そこに忘れてはいけないのは、「客観性」だと思います。清潔感は、身だしなみとして必要最低限なことだと思いますので、その点が婚活場面では望ましくない振る舞いであるならば、確実に改善する必要があります。また、会話の内容もとても重要で、「自慢話」などは最初の1・2回は許されても終始自慢話をされたら、相手は、自分を知ってくれるどころか、その時間が早く終わって欲しいと思ってしまうことにもなりかねません。「自慢話を楽しそうに聞いてくれる人もいるはずなどと前向きな姿勢を持っていても、おそらくそのような方と一緒にいたいと思う方は、極めて少ないでしょう。自分が逆の立場なら‥どうですか。おそらく、「早く終わらないかな」と思うと思います。ですので、自分らしさや自信はもってほしいと思いますが、「自分がされて嫌なことは、相手にもしない」という視点で、ご自身の行動を客観的に振り返っていただきたいと思います。最低限のマナーは守った上で、「お断り」が続くようであれば、その原因は、お相手にあるのかもしれないという視点を持ってみてください。それでも、何が原因で自分の婚活がうまくいかないのか分からない人がいましたら、婚活のプロである結婚相談所のカウンセラーにご相談ください。

みなさんもレジリエンスを高め、幸せへの道を突き進んでください。みなさんの幸せを心より願っております。

過去記事

今、結婚したいあなたに ~婚活ってどんなものがあるの?~

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