私たちを取り巻く、「ストレス」。どう向き合うか　Part1　　～私たちを取り巻くストレス社会～

2021/02/28

調布市で30年以上続く老舗の結婚相談所、マリエージュです。

人間は、生きている中で様々なストレスを受けて生活しています。ストレスと言うと、「イライラ」「悩み」「不安」などを感じているときに受けるものと思っている方も多いと思いますが、例えば、コロナ禍で換気中に感じる「寒さ」や満員電車で体を「押される力」、「熱すぎるお茶」などもストレスに当たります。難しい言葉で言うと、「外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態」。何のことかよく分かりませんが、私たち人間は日々様々なカタチで外界からストレスを受けているということです。

なんとなく、悪いイメージがあるストレスですが、出かける前に髪形を整えたり、お化粧したりするのも相手へのマナーとして当たり前に行っているこれらの行動も、「大切な人」に会うときには、こういった刺激もストレスになります。

先日、壮年の方々には、「きょういく」と「きょうよう」が大切であることも書きました。

自分にしかできないこととは何か　～この歳になって気づいたこと～

人に会う刺激が生きる上でのハリになるというストレスの良い使い方ともいえると思います。一方で、現代社会は、非常にストレスの高い社会であるとも言えます。会社では、「成果主義」「仕事がうまくいかない」「お客さんからのクレーム」「ノルマが達成できない」「労働時間が長い」「人間関係のストレス」、家庭では「子どもの教育・養育における悩み」「ご近所さんとの付き合い」「居場所がない」「自由時間がない」など、見渡す限りのストレス社会だと思っています。昔は、何事も大らかで許容する雰囲気がありました。何をやっても良いと言うわけではありませんが、何か「失敗」があっても、「次は気を付けてね」といってすまされるような世の中であったような気がします。今の社会は、失言をするとニュースよりも先にSNSで話題になり、そのことでメディアが動く時代になってきています。

昔と今のどちらが良いのかはわかりませんが、多様な価値観に向かって発言することの難しさを感じます。最近はストレスの向き合い方についての本を書店で見かけることも増えましたし、ストレスを感じやすい「繊細」な方々の本もみかけます。私たちに身近なストレスとの向き合い方についての本や書籍もたくさん出される世の中になっています。

婚活の場面では、「価値観」や「相性」を大切にしていますが、誰もが「お見合い」で好印象をもったら、次の「交際」というステップに進みたいと思うでしょうが、互いの気持ちが前に向かない限り、「交際」に発展しないのが難しいところです。私個人としては、たくさんの人に愛されるより、１人の人に愛されるのが良いと思うので、それぞれの方の「たった１人」を探すお手伝いをしているのですが、その過程でどうしても「ご縁」がない「お見合い」もあります。婚活でも、「何を着ていこうか」「今日の髪形、決まらない」「化粧の乗りが悪い」「何の話をしようか」など、特に初対面であれば、高い緊張状態が続くことになります。そして、一日を頑張ってもたらされる結果が「お断り」では、頑張る気持ちが萎えてしまうのも無理はないでしょう。

職場や家、ましてや婚活でもストレスを感じない日のない「社会」で生き抜くためには、どのような心構えや意識が必要なのでしょうか。次回は、「折れない心」について考えてみたいと思います。

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