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マリエージュの婚活応援ブログ

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今昔物語 ~出世の昔と今~

2021/01/22

調布で30年以上続く老舗の結婚相談所、マリエージュです。

サラリーマンの夢、昔は「偉くなること」でした。

働く理由の最上位に「出世」が姿を見せていました。
人生を良い意味でも悪い意味でも狂わせてしまう「出世」。
この甘美な響きにみなさん、一度は憧れを抱いたことはありませんか。
では、今と昔では、「出世」に対する考え方は、どうなっているのでしょう。
ある大学の調査で分かったこと「現役の課長の約半数は出世を望んでいない」
個人的に耳を疑う結果でした。先ほども書きましたが、昔は、サラリーマンは出世のために家族を犠牲にするのが当たり前でした。そして、結婚相談所でも「将来出世できるかどうか」がお相手の条件になるなど、男性も女性もとても出世を意識した考え方を持っていたように思います。「不眠不休」で働き、上司の機嫌を取り、たまったストレスは、深夜まで飲んで発散という生活でした。
そうです。「24時間働けますか~♪」というコマーシャルが流れるほど、ガムシャラに働く、そんな時代だったと思います。
では、今のサラリーマンの意識はどうなのでしょう。
バブル世代が話す苦労話は、今の若者からすると「ナンセンス」の一言。
「楽しく生活するために働く」という価値観で動く彼らに昔の価値観は、おそらく通用しないでしょう。
かつては、「良い大学にいれば、良い会社に入れる」「良い会社に入れば、幸せになれる」という考え方を誰も疑うことなく、そのために、一生懸命勉強して大学受験も「勝ち取る」ものでした。そして、社会人になれば、会社での出世レースに明け暮れ、気づけば定年なんて方も多かったのではないかと想像できます。椅子取りゲームのように争って勝ち取る物として、ポストが存在していました。
しかし、今や大学全入時代。中卒が嫌なのは、みんなが高校に行くから。
高卒が嫌なのは、みんなが大学に行くから。ただそれだけの理由で大金を払って、卒業資格を買っているのが現実なのかもしれません。では、就職活動はどうでしょうか。結局それまでエスカレーター式で選んできた進路同様に、みんながするから行うという主体性のないものになってしまっているのでしょう。一方で大学生起業家などと目をギラギラさせて世に自分を問う若者もいて、まだまだ日本も捨てたものではないと思う今日この頃です。そう考えてみると、若者の出世欲が低いというのは、十分納得できる結果ではないかと思うのです。
しかし、現役の課長さんたちの多くが出世を望まず、「プレイヤーに戻りたい」「このままのポジションでよい」と答えているそうです。いつの時代が良いかは判断しかねますが、若者の価値観がじわりじわりと中堅世代にも暗い影を落としているようで、「やりがい」や「いきがい」を感じられない大人が増えているように感じ、とても寂しい気がします。
仕事に生きがいを感じることが良いかは別にして、何かに打ち込むことで得られることは必ずあるはずです。面倒くさいや恰好悪いという言葉で切り捨てないでほしいと願います。
話は変わりますが、西新井大師の近くにある「河村屋」というお店
なんと、創作いなりを売るお店なのですが、あるいなり寿司にうずらの味付け半熟卵が入っているそうなんです。
その名もなんと「出世いなり」
なんでも店主が「半人前(半熟卵)の僕だけど、ガリガリ(ガリ)と勉強して時代の波に乗り(海苔)さえすれば、きっと出世できるはず」とのうたい文句で売り出したところ、口コミで広がったそうです。いなり寿司に入るくらいの大きさですから、当然ウズラの卵。これを半熟にする技術は並ではありません。まさに、職人の技といったところでしょう。
西新井大師のそばには、出世稲荷明神もあるみたいです。ご利益を授かる絶好の機会かと思います。
しかし、神頼みもほどほどに。最後は「キミ」しだいなのですから。

専属カウンセラーがご成婚までサポートする結婚相談所 マリエージュでした。
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