みなさん、お正月と言えば、お雑煮。
新年を祝う食卓に欠かせませんね。
雑煮に入れる具材といえば、やはり「餅」です。
ですが、餅の形には「角型」と「丸型」があるのをご存知でしたか。
ちなみに、我が家は「角型」です。
角型は、東日本に多く、丸型は、西日本に多いらしいです。
では、この違いはなぜ生まれたのでしょう。
もともと、日本の餅は鏡餅のように丸い形をしていて、
関西では昔から、『円満』を意味する縁起のよい丸餅が主流だったようです。
関東では、平たく伸ばした餅を切り分けることでたくさん作ることができることと
運びやすさから、少しずつ東日本各地に広がっていったと言われているそうです。
ちなみに、北海道では、明治時代に開拓使が置かれて全国から人が集まったことで、
さまざまな種類の雑煮が食べられるようになったとも言われています。
ちなみに、お餅をどのように入れるかにも違いがあり、
雑煮にいれる前に焼く派、焼かずに煮る派がいるみたいです。
餅を焼いてから入れると香ばしくなり、形が崩れにくい。
一方、焼かず煮ると、どろどろとやわらかくなる。
あまり、考えたことなかったですが、餅の形・いつどのように餅を入れるか
同じ雑煮なのに、地域や家庭により、ずいぶんと違う。
食べ方は、人それぞれ。
自分の好みに合わせて今年のお雑煮を作ってみてはいかがでしょうか。