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マリエージュの婚活応援ブログ

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ひなまつり ~もともとは女の子の行事ではなかった~

2021/03/02

調布市で30年以上続く老舗の結婚相談所、マリエージュです。

 

明日 3月3日は「ひなまつり」

女の子の健やかな成長を願う行事としてよく知られています。
我が家にも娘がおりますので、雛人形を毎年飾っています。
我が家の雛人形は、お内裏様とお雛様だけのシンプルなものです。

雛人形飾りは、将来娘が『幸せな結婚ができるように』と願いを込めたもので、結婚式の場面を表現したものでもあります。

幸せな結婚ができるようにと願うのは親だけではなく、結婚相談所のカウンセラーも同じです。

そこで、ひなまつりは、どのように始まり、今に至っているのか調べてみました。

ひなまつりは桃の節句という言い方もします。中国では、昔から奇数日が重なる日には、邪気が入りやすいとされ、「五節句」という考え方がありました。中国ではその時期になると川で身を清める習慣があり、日本では「人形」に穢れを移して、川に流す邪気払いを行う行事となって広がっていったそうです。ここで気付かれた方は、ご明察です。「流し雛」は、初期の邪気払いの風習が今でも残っている地域と言うことになります。

 

五節句は、

1月7日は、人日の節句

3月3日は、上巳の節句

5月5日は、端午の節句

7月7日は、七夕の節句

9月9日は、重陽の節句

5日となりますが、17日を除けば、月と日に同じ奇数が並んでいます。この中だと17日だけが仲間外れになりますが、昔の中国では11日から6日まで動物で当てはめた占いが行われており、7日が人を占った日ということで人の日となったそうです。このような五節句の考え方は平安時代ごろに伝わったとされるそうですが、庶民に広まったのは五節句を公式行事や祝日とした江戸幕府の存在があったようです。ですので、1月1日には元旦があり、祝日にする必要もなかったので、人の日という意味も込めて、7日にしたようです。五節句自体は、明治時代に廃止されましたが、すでに一般の行事となっていたため、今でも年中行事として風習が残っているのです。

同じ数字が並んでいる理由としては、中国では、奇数が陽で縁起の良い数字とされ、偶数が陰で縁起が悪い数字とされていたようで、奇数が並んで偶数になる日は、縁起が悪い日になると考えられていました。そのため、この縁起の悪い日に節句料理を食べて万病と邪気を払い、無病息災を願う行事が行われてきたようです。これが五節句という考え方になります。

 

話をひなまつりに戻しますが、時代を経るにしたがい、人形作りの技術も発展してきます。当然、立派な人形も作られるようになり、人形は「穢れを移して川に流す」存在から、飾るものへと変貌を遂げ、女の子のための行事として定着することとなったのです。

 

 

ひな人形はいつからいつまで飾る?

ひなまつりにひな人形を飾るのは、人形に穢れを移して厄災を引き受けてもらうためです。特に決まりはないようですので、厄払いの意味があるので、当日だけでなく、遅くともひなまつりの1週間くらい前には飾るのが良いようです。片付けのタイミングとしては、終わったらすぐにという考え方が一般的です。ひな人形を結婚の象徴として、「早く片付けることで早くお嫁にいける」という考え方があり、早くしまうように言われる場合もあると思います。また、地域によっては4月の上旬や3月末までひな人形を飾っているところがあるので、地域の事情を確認してから、片づける日を決めましょう。

 

さて、ひなまつりについて書きましたが、五節句の一つとしての上巳の節句で行われていた風習が時代を経るにしたがって変化し、今のカタチとなっていることもご理解いただけたと思います。時代を経たことで変わっていくもの、時代を経ても変わらないもの、それぞれに意味があり、大切にしていきたいですね。

結婚相談所もマッチングアプリやネット婚活の普及でその存在すら知られていないこともあったり、結婚相談所そのものの印象が良くなかったりするようですが、インターネットと異なり、古くから続き、今なお残っている結婚相談所にもそれ相応の良さがあると私は思っています。廃れないのにはそれ相応の理由があります。「面倒くさい」「イメージが悪い」ということだけで、結婚相談所を外してしまうのは、もったいないと感じます。新たな出会いのきっかけとして、結婚相談所を考えてみてはいかがでしょうか。

専属カウンセラーがご成婚までサポートする結婚相談所 マリエージュでした。
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