日々思う「結婚に関するさまざまな事」と
「何気ない日常」を書いています。
2021/05/14
調布で30年以上続く老舗の結婚相談所、マリエージュです。
シリーズでお送りしている「こどもを持たない選択」についての3回目です。
なぜこどもを持たない選択をしたのか、私の周りのご夫婦の話をお伝えしながら考えてみようと思います。
教育方針の相違
もしも子どもが生まれたら、幼稚園から私立に入れて、そのままエスカレーター式で大学まで行かせ、勉強もしっかりとやらせて…という夢を語られる30代の奥様と、片や子どもはのんびりと育てたいというお考えの40代だんな様。子どもはまだ授かっていないけれど、もしも授かったら子育てのことで対立しそうで怖い、とおっしゃる奥様。その気持ちが、子どもを持つことのブレーキとなっている可能性もありますね。
教育方針の相違ですれ違いや揉め事が起こるご夫婦はかなり多いようです。
上記のご夫婦は教育方針のすれ違いですが、他にはどのようなすれ違いがあるのでしょうか。
1. 習い事
・習い事をさせてあげたいけれど、経済的に難しい。
・そんなに習い事をさせなくてもいいと思うのに、パートナーは自分の夢を託すためにこどもに習い事を強いている。
・勉強に時間を割かせたいのに、スポーツばかりやらせている。
習い事は、うまくいっている時はよいですが、そのことがこどもにとって負担となってしまったら楽しくなくなってしまいますし、こどものストレスが親御さんに向けられてしまうとなれば、ご夫婦間のストレスにもなってしまいます。習い事はご夫婦の間だけでなく、当事者のお子さんともよく話し合って決めるべきです。
2. こどもの育て方
こどもの育て方にはいろいろなタイプがあります。のびのび派、型にはめる派、過保護、過干渉、放任…。ご夫婦で同じタイプの方が果たしてよいのでしょうか。こどもにとっては逃げ場がなくなり、強いストレスを抱えることにもなりかねません。たとえご夫婦で育て方の方針に違いがあったとしても、お互いの方針は認めつつ、こどものフォローにも上手にまわれるとうまくいくと思います。一番やってはいけないのは、相手のことをこどもに悪く言うことです。
3. 家庭のルール
ゲームの時間やお手伝いの内容など、家庭での決め事をどう考えるのか、これもよく話し合い、すり合わせておく必要があります。そして一旦決めたら、ご夫婦で相違の無いようにしないといけません。こどもは、易きに流れがちです。信頼を得たいからと安易にルールを破るような行動は教育上好ましくありません。
こどもを授かる前から、「子育てのことで揉めそうだ、どうしよう、産むのやめよう」と悩まずに、お二人で話し合うことが大切です。
揉めやすい点があらかじめ分かっているのですから、よく話し合って折り合いをつけてほしいと思います。「相手がそんなこと考えているなんて知らなかった」と後々後悔してもあとのまつりですから。
専属カウンセラーがご成婚までサポートする結婚相談所 マリエージュでした。
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