日々思う「結婚に関するさまざまな事」と
「何気ない日常」を書いています。
2021/03/26
調布市で30年以上続く老舗の結婚相談所、マリエージュです。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があります。パートナーや家族を大切にするために忘れてはいけないことについて考えてみたいと思います。人間関係で悩むことも多いと思いますが、ストレスやスレ違いの原因は、ちょっとした気配りや心配りをおろそかにした結果かもしれません。お互いに気持ちよく良好な関係を築いていくためには、どんなに親しい間柄にも忘れてはいけないことがあると思います。
親しき仲にこそ礼儀が必要
初め会った時は、緊張感もあり、何かと相手に気遣いや心遣いができるもの。しかし、やがてそのように緊張することもなくなり、緊張感も薄れてきて互いの自己主張がぶつかり合う関係になってしまうことがあります。大切な相手だからこそ、ささやかな気配りや心遣いが大切です。そのためには、どのようなことを意識して生活すればよいのでしょうか。
近すぎず、遠すぎずが良い
お互いに良い距離感を保っていくことは大切です。無関心や無反応でも行けないでしょうし、過干渉や過剰反応でもうまくいかないでしょう。「最近、ぶつかりやすくなった」というときは、互いの距離を見直す機会かもしれません。相手の良さが一番よく見えて、自分のペースも崩さずに済む距離感を探してみてください。
相手の価値観を大切にする
大切に思う相手とはいえ、やはり他人です。自分と考え方が違っていて当然だと思います。時にはわかり合えないこともあると思いますが、互いの違いを一度受け止めてみることが、相手を思いやる小さな一歩だと思います。価値観の違いは、新しい世界の扉だと思って、積極的に相手の価値観を知り、興味を持って接してみてください。不満やストレスだったものが和らいていくこともあるはずです。
相手の立場に立つ
できて当たり前と考えてしまうことでも、相手がどのような思いでやってくれたのかなど、結果だけでなくその過程で生じた思いを想像するだけで、発する言葉が変わったり、行動や態度が変わっていくものです。どんなときでも、もし相手の立場だったら、という視点があれば、相手の気持ちに気付くチャンスに変わっていくことは間違いないでしょう。
感謝の気持ちを言葉にする
「ありがとう」という言葉が私は好きです。この言葉は、円満な家族関係を築いていくために必要な言葉でもあります。以心伝心という便利な言葉が日本にはありますが、この感謝については、「言わなくてもわかるだろう」と流してしまうのではなく、相手に伝えてこそ、力を発揮する言葉だと思います。伝えるのに、5秒もかかりませんので、是非、思った時には機会を逃さず、伝えるようにしましょう。
指摘は、事実だけにしたい
いろいろと言いたくなることがある場合も出てくると思いますが、余計な一言を加えてしまっているケースは意外と多いものです。例えば、部屋にゴミが落ちているとして、「掃除機かけたの?」と聞くことはよいと思いますが、「なんで掃除機かけなかったの?そんなだから、太るんだよ」などと言えば、関係は悪化の一途を辿るばかりでしょう…。部屋をきれいに保ちたい気持ちがあったとしても、余計な一言を言う必要はないはずです。気になることがあったときは、人間性の否定になっていないか、ただの非難になっていないかをよく考えてから発言してください。人間ですから、得手不得手があるのも仕方ない、お互いさまだと思います。
一緒にいる時間を大切にする
「楽しい」「おいしい」「すごい」など幸せな時間を共有することも大切だと思います。食事中に楽しい話題で盛り上がることや楽しいことがあったら感動を伝えることなど、なんでも良いので、一緒にいる時間が充実していることを言葉にする努力は必要です。
意固地にならない
例えばケンカをしてしまったときなどは、少し時間を置いて気持ちを落ち着かせたら、頑固になりすぎず相手に自分から歩み寄るゆとりがほしいものです。一度、長引いてしまうと仲直りまでの時間が長引いてしまうこともあるので、互いに気を付けましょう。
いろいろと親しい間柄にも気遣いや心配りが必要であることを書いてきましたが、私たちの生活の中には、たくさんの幸せの芽が潜んでいます。しかし、忙しさや関心を払わないことで、その芽を見逃してしまっていることが多いです。何かを失ってから気付いたという話もよく聞きますが、それでは遅いのです。今手の中にある幸せを感じられない人は、おそらく将来も不幸だと思って生活していくのでしょう。幸せというのは、幸せな事柄のなかだけにあるのではなく、何気ない日常の中に散らばっているものだと私は思っています。その小さな幸せを見つけられるかどうかは、あなた次第だと思います。すぐ目の前にある幸せを大切にして、大切な人や家族の時間をより豊かなものにしていってください。そのためには、親しい間柄にも、最低限の礼儀は必要なのではないかと思うのです。みなさんにも、みなさんの大切な人にもたくさんの幸せが訪れますように。
専属カウンセラーがご成婚までサポートする結婚相談所 マリエージュでした。
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